手形割引とは、何か

手形は、基本的には支払期日まで現金に換えることができません。しかし、支払期日前に現金が必要である場合、手形割引(てがたわりびき)することで、現金を得ることができます。

手形割引(てがたわりびき)とは、手形を銀行に譲渡することです。イメージとしては、手形を期日前に銀行に売り渡すことと思えばよいでしょう。たとえば、手形の期日前に現金を得るために100万円の手形割引すれば、割引料として、2万円を差し引かれ、98万円の現金を得ることができる、ということになります。

 

手形の不渡り(ふわたり)とは、何か

 

支払期日に手形を銀行に持っていったとき、現金に換えられないことを手形の不渡りといいます。これは、手形の支払義務者(手形を発行した会社)の当座預金に手形を支払うだけの十分な預金残高がないために起こる事態です。ですから、支払代金として、手形を受け取ったから、回収は安全というわけではないのです。手形の支払期日になって、手形が、確実に現金となって、はじめて代金回収が完了したことになります。

 

なお、この手形の不渡りを6か月間に2回起こしてしまうと、手形の支払義務者は、「銀行取引停止処分」となり、事実上の倒産となります。

 

領収書を渡さなければならない

取引先から小切手や手形を受け取ったときは、領収書を手渡さなければなりません。取引先に領収書を手渡すことで、「小切手や手形を確かに受け取りました」ということを証明することになるからです。