資産とは、会社の財産です
私たちが持つ財産といえば、まず家やマンションなどが思い浮かぶでしょう。さらにマイカーや定期貯金、株券などでしょう。会社にも同じように財産があります。自社ビルや土地。社有車や定期預金などです。
これらは、貸借対照表の「資産」となります。資産は大きく「流動資産」「固定資産」「繰延資産」の3つに分けることができます。
流動資産とは何か
流動資産は、以下のようなものになります。
現金・預金、受取手形、売掛金、繰越商品など。
簡単に説明します。
・現金・預金―これは、説明を要しないでしょう。私たちが毎日使っているお金です。そして、預金は、銀行に預けたお金になります。
・受取手形―受け取った約束手形です。受取期日になれば、現金になります。
・売掛金―売上代金の未回収分です。後日、入金されます。
・繰越商品―まだ売れていない商品です。
固定資産とは何か
固定資産は、以下のような中身になります。
土地、建物など。
・土地―所有する土地や駐車場などです。
・建物―自社ビルや店舗などです。
繰延資産とは何か
これは『繰り延べられた資産』という意味です。
本来は「費用」だが会計上、特別に「資産」として扱うものです。繰延資産は、つぎのようになります。
創立費など。
・創立費―会社の設立にかかったさまざまな費用です。