総合力を知る

会社の「総合力」を知る

野球やサッカーなどチームの総合力の評価は、攻撃力や守備力、さらに機動力など、さまざまな面から分析をするものです。野球の場合、Aチームは、ホームランバッターが多く、打撃率がスバ抜けて高いが、内野手のエラーが多く守備力が弱い。Bチームは、盗塁率が高く、機動力に優れているが、長打力がなく、打撃率が悪い、など。

つまり、一つのチームを評価する場合は、多角的・複眼的にチェックし、最終的にチームの「総合力」を評価することになります。

 

総資本営業利益率とは何か

会社の評価も同じです。支払能力、収益力、効率性など会社をさまざまな面から評価し、最終的に「総合力」を評価します。この「総合力」を判断するうえで、大きな判断材料になるのが、「総資本営業利益率」です。

 

総資本営業利益率の計算式は、つぎのとおりです。

 

総資本営業利益率(%)=(営業利益÷総資本)×100

 

総資本は、会社のすべての「財産」です。一方、営業利益は、会社の「本業で稼いだ利益」です。つまり、総資本営業利益率によって、すべての財産をフルに活用して、本業でどれだけの利益を稼いだのか、が分かるのです。このため、会社の総合力がわかる、もっとも適切な経営分析といわれます。総資本営業利益率は、その数字が、大きいほどよいことになります。

 

経営分析早見表